南港から志布志港へ!フェリー旅で楽しむ、鹿児島への旅
今回は、大阪南港から鹿児島県志布志港までの行き方とフェリー内での過ごし方、フェリーで旅をした体験記をご紹介します。2011年3月に開通した新幹線や飛行機での移動が一般的な鹿児島への旅ですが、フェリーを利用すれば、ゆったりと海を眺めながら、旅の始まりから非日常感を味わえます。
大阪は南港出航!フェリーでの快適な時間。
大阪南港を出航すると、いよいよフェリー旅の始まりです!今回乗船したのは、「さんふらわあ」。
博多や小倉にはフェリーも数社から出ていますが、大阪から志布志へのフェリーは「さんふらわあ」での移動のみ。
一日一便、南港第2ターミナルから18時前後に出港です。(※曜日によるため詳しくはホームページでご確認ください)
お部屋はスイートや4人部屋の個室、また1人部屋の個室からカプセル形式の二段ベッド、大部屋等様々。ご予算や希望に合わせて予約してください。
(お部屋の様子はこちらから)
(南港への行き方)
南港は第一ターミナルと第二ターミナルがあるので要注意!ナビの設定は下記となっています(公式より)
近くに行くとわかりやすく標識もでています。
第二ターミナルには待合室もある受付場所があります。対面でも自動チェックインでもどちらでも可能。
WEB予約メールに書いてある予約番号、アクセスキーを入れてチェックインすると、ルームキー、お部屋番号が記されたチケットなどがでてきます。
いざ、船内に車やバイクを預けたら客室へ。
船内には、レストラン、売店、大浴場、など、充実した設備が揃っています。出港後はすぐに大浴場にいかれる方が多いのか、バイキングでは入浴後の方が多かった印象。窓際席で海を眺めながら、鹿児島名産、大阪名産品多めの美味しいバイキングディナーをいただき、のんびり過ごせます。甲板も自由に行くことができるので夜空に輝く満天の星空など、船旅ならではの絶景を満喫するのはいかがですか。
バイキングは
夕食:大人1800円 小学生1000円 幼児500円
朝食:大人 750円 小学生500円 幼児300円
※2024年10月現在
現金、カードは利用可能、電子決済系は不可。
まだまだメニューはあったのですが、食べきれなかっためこのような写真となります。
そうこうしているうちに、志布志港到着!
約15時間の船旅を終え、フェリーは志布志港に到着します。
大隅半島(右側)に到着しますので、薩摩半島(左側)に行きたい方は何通りの行き方があります。
- 高速バス
- 高速で車やバイクで移動
- フェリー
今回、フェリーで鹿児島市街に出たのでこちらの様子もご紹介。
大隅半島から薩摩半島へのフェリー移動
鹿児島に志布志港から薩摩半島へわたるフェリーは垂水港まで行かなければなりません。車で約1時間で垂水港ヘは行くことができます。
通勤で使われているのか通勤定期が販売されていてびっくり。住民の欠かせない交通手段ですね。頻度もかなり頻繁に出ていて予約いらず。間に合うのに乗っていくスタイルです。乗船時間は約40分。鴨池港(薩摩半島)に到着です。
車の長さによりフェリー代は若干違ってくるので正確には公式をご覧ください。
今回、私が車で市街に行かずフェリーを使ったのは間近に桜島を見たかったこと。有名なおうどんを食べたかったことが理由です。
私が行った日はお天気も良く、大阪より明らかに青い空と桜島。めちゃくちゃきれいでした!
そして、おうどんは関西風のさぬきうどん。入店時にチケットを買って出すスタイル。乗船時間がそこまで長くないので、桜島をみたいがために必死に食べて見に行きました。
フェリー旅のメリットデメリット
車移動と違い、夕方乗り込めば、翌朝到着するので時間を有意義に使うことができ移動時間に縛られることなく、体を休めながら、ゆったりと景色を楽しめます。
船酔いに関しては船体が大きいからか船内は比較的揺れが少なかったです。
また船内はWiFiに接続できるので、船上でも接続可能ではありますが、そこまで速度は速くないです。パソコンも持ち込んでいたのですが真夜中から接続状況がかなり悪くなり電波が通らず使えませんでした。
大浴場、食事、売店とも常時あいているわけではないので、開店時間にあわせて済ませてください。
また、時期にもよると思いますがアニメなどのキャンペーンもしているようで、私が行った時にはワンピースのショーがあったようなのでお子様連れでも退屈することはなさそうです。
まとめ
南港から志布志までのフェリー旅は、予想以上に快適で、景色も素晴らしかったです。車での移動とは全く異なる、ゆったりとした時間を過ごせるので、おすすめです。
乗り物なしで大部屋でもいいとなると、かなりお安くいくことができます。時間のある方はフェリーでの移動も選択肢にいれてみてはどうでしょうか。ぜひ、皆さんもフェリー旅で、鹿児島の旅を楽しんでみてください!