終活ノート(エンディングノート)とは?|家族が困らないための始め方と書き方ガイド
いつ起こるかわからない「もしも」のために。
終活ノート(エンディングノート)は、自分に何かあったとき、家族が困らないように情報をまとめておくノートです。
パスワード、アプリ、契約情報…。
最近は「本人しか知らない情報」が本当に多い時代。
残された家族があたふたしないためにも、早めに作っておくと安心です。
終活ノート(エンディングノート)とは?
終活ノートとは、ライフスタイル・医療・財産・連絡先など、自分についてのあらゆる情報を“家族にわかる形で”まとめるノートのこと。
エンディングノートとも呼ばれますが、どちらも意味は同じ。
自分がいなくなった後のためだけでなく、入院・緊急時にも役に立つのがポイントです。
終活ノートと遺言書の違いは?
| 遺言書 | 終活ノート |
|---|---|
| 法的効力がある書類 | 法的効力はない。ただし家族に情報を伝える役割は大きい |
| 厳格な形式が必要(自筆・公正証書など) | 形式の決まりなし。自由に書いてOK |
| 財産分与の指定ができる | 普段の想いやメッセージ、パスワード管理などを記録 |
法律的に効力を持たせたい場合は「遺言書」。
暮らしの情報・気持ち・日常的なメモとして家族へ残したいなら「終活ノート」。
この2つをセットで持つ人も増えています。
終活ノートの選び方
終活ノートは大きく4パターンあります。
まずはあなたの使いやすい形を選んでみてください。
① 市販の終活ノート
ダイソー・セリアなど100均にも販売されており、500〜1,500円前後で購入できます。
テンプレートが整っているので、初めての人でも書きやすいのが魅力です。
② 自治体が配布する無料版
市役所・区役所で無料配布されている場合があります。
シンプルで必要最小限の項目がまとまっており、誰でも使いやすい内容です。
③ ダウンロードできる無料テンプレート
PDFで印刷して使えるタイプ。
必要なページだけ選べるのが便利です。
④ デジタル版(アプリ・クラウド)
アプリ型の終活ノートもありますが、スマホロック問題があるため、
最終的には紙との併用が安心です。
⑤ 自作ノート
手帳やお気に入りのノートに自由に記入するスタイル。
自分のペースで項目を追加できます。
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終活ノートに書くべき項目
最低限、次の3つがあれば家族が困りません。
① 個人情報
- 氏名・生年月日
- 住所
- 保険証番号・かかりつけ医
- 勤務先・緊急連絡先
② 資産・財産情報
- 銀行口座
- 保険(生命保険・医療保険)
- クレジットカード
- 契約サービス(サブスク)
- 不動産・車
- ネット銀行・ネット証券
特に最近は、ネット銀行・アプリのログイン情報が家族に共有されていないことが多く、
家族が非常に困るポイントです。
③ 家族や友人へのメッセージ
感謝・想い・伝えたいことなど、自由に書ける部分。
ここだけで1ページ使ってもOK。
終活ノートを書くときのコツ
① 一気に書こうとしない
最初から完璧を目指すと挫折しやすいです。
まずは「個人情報」「資産」「メッセージ」の3つだけでOK。
② 継続しやすい場所に置く
机の引き出し、手帳と一緒に保管など、
日常的に目に入る場所が続けやすい。
③ 更新日を書く
見返すタイミングがわかるので便利。
デジタルツールはどう使う?
終活ノートアプリは便利ですが、
肝心のスマホにロックがかかっていたら全て見られません。
そのため、重要情報だけは紙のノートに残すことをおすすめします。
よくある質問
Q:手書きとデジタルはどちらが良い?
家族が確実に見られるのは手書きです。
ただし、日常的なメモ更新はスマホでもOK。
「最終版だけ紙にまとめる」という人も多いです。
Q:終活ノートはどこに保管する?
家族が探しやすく、他人が触れにくい場所がおすすめ。
例)リビングの引き出し、書斎の棚、保険証のファイル、など。
まとめ
終活ノートは法的効力こそありませんが、
家族が困らないように「生活の情報」を残すための大切なノートです。
そして、このノートは個人情報のかたまり。
書くことよりも、どう守るかのほうが大事な時もあります。
家族が見つけられる場所に置きつつ、他人には触れられない——
あなたの暮らしに合った「ちょうどいい管理方法」を決めてあげてください。
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