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50代女子の王道・福岡ひとり旅|“福岡でしか味わえない”定番をめぐる1泊2日

旅するにほん

50代女子の王道・福岡ひとり旅|”福岡でしか味わえない”定番をめぐる1泊2日

 

はじめに:旅の優先順位が変わるとき

50代になると、旅の優先順位が少しずつ変わってきます。無理をせず、美味しいものに出会い、安心して休める場所があること。今回の福岡ひとり旅は、まさにその条件にぴったりはまる旅でした。

今回こだわったのは、ただひとつ。
「大阪にはない”福岡ローカル店”を中心に選ぶこと」です。

福岡グルメは全国展開も多いですが、せっかく行くならその土地でしか味わえないところを選びたい。その思いを込めて、本場でしか出会えない味をめぐる旅を組みました。

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50代女子の福岡ひとり旅|こだわりたい3つのポイント

1. 地元にはない”福岡ローカル店”を選ぶこと

大阪には福岡の有名店が数多く進出しています。だからこそ今回は、あえて「大阪未進出のローカル店」を中心に選びました。旅先の空気ごと味わえるのがローカル店の魅力です。

2. ひとりでも入りやすい店を事前にチェックしておく

鍋料理はひとりでは入りづらいイメージがありますが、福岡には一人前対応の店も多くありました。事前に調べておくことで、旅の自由度がぐっと上がります。

3. 王道で組み立てて”無理をしない旅”にすること

王道の場所は人気なだけでなく、安心感があります。50代のひとり旅では「無理をしない」ことが旅の満足度につながります。

 


人気パン屋3軒で”朝の福岡”を楽しむ3つの方法

DAKOMEKKAで行列を避けてパンを受け取る

【エリア:博多エリア/店名:DAKOMEKKA】

一日中、行列が絶えないダコメッカは、実は前日にネットで予約購入ができるので、ひとり旅との相性が抜群。時間指定で好きなパンを並ばずに受け取れます。並ばずに直接レジに行ってください。

魅力的なパンが多く、ラムイチジクバターサンド、カルダモンミルクティー、ラムレーズンファーブルトン、あんこ練乳・・・など、たくさん持って帰りました。

🔗 DAKOMEKKA公式サイト

フルフル博多の明太フランスは予約+楽天お取り寄せで長く楽しむ

【エリア:博多エリア/店名:フルフル】

福岡名物「フルフル博多」の明太フランスは必食。こちらも予約可能で、当日でも30分ほど前に電話すれば取り置き対応してもらえます。とてもおいしかったので、帰宅後も楽天でリピート購入しています。

▼ フルフル 明太フランス
楽天で見る

三日月屋の定番クロワッサン。空港でも味わえるのが嬉しい。

【エリア:福岡空港/店名:三日月屋】

そして帰り際、空港で立ち寄ったのが三日月屋。
福岡のパンといえば名前が挙がる、定番中の定番です。

サクッと香ばしい表面と、しっとりした中の食感は、
派手さはないけれど、長く愛されてきた理由がよく分かる味。

イートインではクロワッサンサンドがいただけます。

エビと卵のクロワッサンサンドにしました。こんなに具沢山なのに、パン自体のバターの風味がすごい。

旅の終わりに空港で食べる三日月屋は、
「また福岡に来たい」と思わせてくれる、ちょうどいい締めでした。

▼三日月屋(公式ショップ)

 

福岡でしか味わえないグルメを選ぶ4つの切り口

1. 水炊きは”大阪未進出”の店で本場の一杯を

【エリア:博多エリア/店名:濱田屋くうてん】

福岡の水炊きは、まず白濁スープを味わう独特のスタイル。香りも旨味も深く、「旅してよかった」と思える一品でした。大阪には店舗がない「濱田屋」を選び、老舗の味をひとり旅でゆっくり堪能。
一人用のカウンターがあり、水炊き御膳をいただきました。大満足。
もちろんカウンターでもIHコンロがありお鍋もできます。
濱田屋くうてん

2. とんこつラーメンは”空気ごと”楽しめるローカル店を

【エリア:中州エリア/店名:博多一双】

大阪でも食べられるジャンルですが、やはり本場は別格。香り・湯気・スピード感まで含めて楽しめます。
麵の硬さもバリカタ~バリヤワまで、お好みで。
豚骨ラーメン 博多一双

3. ゴマサバで”福岡のごはんの強さ”を実感

【エリア:博多エリア/店名:喜水丸】

鮮度が命のゴマサバは、福岡だからこそ味わえる料理。脂ののり方も香りも格段に違います。

朝から魚が主役の定食が数種類ありとても迷いました。今回は名物の「ゴマサバ定食」で。
明太子食べ放題もうれしいポイントでした。

喜水丸

4. ひとり鍋対応のもつ鍋でゆっくり締める

【エリア:博多エリア/店名:楽天地】

今回はひとり鍋OKのローカル店を選びました。醤油ベースの秘伝のたれ&しめのちゃんぽんが絶品!

おひとりさまも多く、とても入りやすい雰囲気。こちらも大阪未進出の店で、旅気分をたっぷり味わえました。

楽天地

 


神社好きが福岡で訪れたい2つの場所

太宰府天満宮で”その日だけの景色”に会う

【スポット名:太宰府天満宮】

学問の神様として知られる太宰府天満宮。
朝に訪れると、観光客の少ない時間帯ならではの静けさが際立ち、空気の澄み方がまったく違います。
境内を歩く足音や、風の音までが心地よく、自然と気持ちが整っていくようでした。
人の流れに追われることなく、写真もゆっくり撮れるので、神社好きには特におすすめです。

なお、太宰府天満宮の仮殿は、大阪・関西万博の「大屋根リング」を手がけた建築家・藤本壮介氏による設計。
木や緑を生かした柔らかな構造は、周囲の自然や歴史ある社殿と不思議なほど違和感なく調和しています。
伝統を守りながら、新しい感性を受け入れる姿勢が感じられ、
「いまの太宰府」を体験できる、貴重なタイミングだと感じました。

櫛田神社で博多の暮らしと祭りに触れる

【スポット名:櫛田神社】

博多祇園山笠で知られる櫛田神社は、
観光地でありながら、今も地元の人の暮らしと深く結びついている神社です。

一歩境内に入ると、周囲の賑わいがすっと遠のき、
街の中心にあるとは思えないほど、落ち着いた空気が流れています。
派手さはないけれど、その分、博多の日常や歴史が静かに感じられる場所でした。

境内には、実際に使われる山笠が常設展示されており、
「祭りが特別な行事ではなく、暮らしの一部であること」が自然と伝わってきます。
観光として眺めるだけでなく、博多という街の芯に触れたような感覚が残りました。

 


宿選びの基準|大浴場かバスタブが”必須条件”

50代のひとり旅では、夜にしっかり体を休めることが翌日の体調に直結します。そのため、私は宿泊先に必ず以下のどちらかを求めています。

  • 大浴場があること
  • 客室にバスタブがあること

「シャワーだけ」のホテルは翌朝に疲れが残りやすいため、体力的な負担を避ける意味でも、この条件は外せません。

 


50代の福岡ひとり旅に使える”お得情報”まとめ

JR西日本「おとなび」で新幹線代を抑える(50歳以上限定)

関西から福岡へ新幹線で移動するなら、
JR西日本の会員サービス「おとなび」は知っておいて損はありません。
50歳以上限定ですが、条件を満たせば新幹線が割引価格で利用できます。

特にひとり旅の場合、
「移動にかかる金額を少し抑えられる」だけで、
その分を食事やお土産に回せるのが嬉しいところ。

  • 博多〜新大阪間が割引対象
  • WEBで予約が完結する
  • 入会無料
  • ひとり旅でも利用OK

年齢条件さえクリアしていれば、
使わない理由があまりないサービスだと感じました。

▼ おとなび公式
おとなび公式サイト

旅行会社で「ホテル条件の絞り込み」を活用する

今回のように短い滞在のひとり旅では、
ホテル選びで無理をしないことが、旅全体の快適さにつながります。

旅行会社の予約サイトは、

  • 大浴場あり
  • バスタブ付き
  • 駅から近い
  • ひとり旅OK

といった条件をまとめて絞り込めるのが大きな利点。
「立地と設備だけは外したくない」50代の旅には、特に相性がいいと感じました。

▼ JTBの旅行予約
宿探しなら「JTB旅館・ホテル予約」

航空券+ホテルのセットは意外と安い時期がある

福岡は路線数が多いため、時期によっては
航空券+ホテルのセットが、新幹線利用より安くなることもあります。

移動手段に強いこだわりがない場合は、
「今回はどちらが楽で、どちらが安いか」を比べてみるのもひとつの方法。

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まだまだ行き尽くせない福岡。また次回の楽しみに

福岡は、王道をめぐっても終わらない街です。ローカル店、神社、カフェ…まだ出会えていない場所がたくさんあります。

すべてを一度で回り切らないこと。
その”余白”が、次の旅を楽しみにしてくれる気がします。

次に訪れるとき、また新しい景色と、新しい思い出に出会えますように。

買ってよかった福岡のお土産

帰りは博多駅マイングでお土産をまとめて購入。
詳しくは別記事で紹介します。


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