離婚後、落ち着いたら本当に考えてほしいこと
離婚お疲れさまでした。少し日常が戻ってきた頃でしょうか。ここでは具体的な手続き方法ではなく、抜け漏れや忘れていないかの最終チェックです。そして、落ち着いてから、アナタに本当に考えてほしいことを伝えていきたいと思います。
※該当ない項目は読み飛ばしてください。
忘れていないかの最終チェック
- 免許証の書き換え
- パスポートの書き換え
- 銀行口座の名義変更
- 各種カードの住所・名義変更
- 郵送物の転送手続き
- 車や家の名義変更
- 携帯電話、Wi-Fiなどの通信機器の名義変更
- 印鑑登録、印鑑証明
- 保険…生命保険、車の保険、子供の保険などの受取人、名義変更)
- 戸籍の変更手続き
→名義の変更だけでなく、受取人の変更が忘れがちなので注意
役所で行なう手続
- 離婚届の提出
- 国民年金への切り替え手続き
- 国民健康保険の手続
- 年金分割の手続き
- 世帯主の変更
- 住民票移動
勤務先での手続き
- 会社内での社内手続き
- 健康保険の変更
子どもがいる場合にやるべき手続き
- 親権・監護権の取り決め
- 子供との面会交流の取り決め
- 養育費の取り決め
- 子供の姓の変更手続き
- 保育園・学校関係の手続き
- 習い事関係の変更手続き
- 公的支援制度に関する手続き
・児童扶養手当
・就学援助
・ひとり親家庭の医療費助成制度
・母子家庭の住宅手当
- 子供の健康保険の変更
離婚を急ぐ余り、先に「離婚届」を提出した場合でも期限までならちゃんと請求できるものもあるのできっちり請求しましょう。
年金分割の手続き。年金分割請求の期限は2年以内ですが、時効になると大変なことになるので、早めに手続きをしておくことをお勧めします。
離婚後、落ち着いたら考えてほしいこと(子ありの場合)
しんどい毎日だったと思います。まずはゆっくり心を回復してください。
そして落ち着いたら少し考えてほしいのです。
「私が死んだら子供はどうなるんだろう?」という問題について。
「夫婦」の間なら配偶者に委ねることも出来ると思います。ただ、離婚すると
自分に「もしも」があった時、子供が残ってしまう。
元夫には任せたくない。
両親が、ずっと元気でいられるかどうかわからない。
そう思うとできる限りでの対策は必要です。
対策例
- 死亡保障金で大学の学費を賄えるように、生命保険の死亡保障金を増額。
- 「長期療養制度」「長期所得補償」の保険に加入し、自分が重度障害や働けなくなった時のために生活費をカバーしてくれる保険に加入。
我が家は何とか下の子が大学生になる現在まで、結果的に保険にはお世話にならずに済みました。ただ、こればかりは保証がありません。
ある程度、子供が大きくなれば状況をきちんと説明し
「万が一の時には、保険金で大学までの学費は心配しなくていいこと」を子供に伝えていました。不安にならないように、ちゃんと話しておくことをお勧めします。
そして何よりもアナタが健康であるのが一番大切。健康診断、人間ドックなどで健康を維持してください。大切な家族のために。
まとめ
目まぐるしくたくさんの処理をしなければならない毎日に気が休まらなかったと思いますが、これから落ち着いてくるとふと疲れが出て虚無感に襲われたりするかもしれません。私は、日中気を張っていたからか夜になると涙が止まらなくなったり、自分を責め続けたりしました。だけど、時間がゆっくりと癒してくれます。そんなこともあったといつか思える日が必ずきます。お気に入りの入浴剤やボディクリームでいたわり、今しかない「今」を大切に。
最後にチェックリストをダウンロードできるようにしたので
プリントして有効活用してくださいね。
https://yuki-design15.com/wp-content/uploads/2024/06/4c72c0710d1eff1d621b850b988d761a.pdf