久しぶりの海外旅行で戸惑った4つのこと|20年ぶりに分かった準備のコツ
子育てが落ち着いて、ふと思ったんです。「そろそろまた海外に行ってみたいな」。
最後に海外旅行をしたのは20年近く前。ガイドブックと現金さえあれば、だいたい何とかなった時代。
ところが今回、準備を始めてすぐに気づいたんです。海外旅行って、こんなに変わっていたっけ?と。
実際に行ってみて分かったのは、全部が変わったわけじゃなく、戸惑ったのはほんのいくつか。そこさえ押さえれば、久しぶりの海外でもちゃんと楽しめました。
この記事では、50代で久しぶりに海外旅行に行った私が、20年前との違いで戸惑ったこと、そして「これは準備しておいて本当によかった」と思ったものを全部まとめました。
20年前と違って戸惑った4つの変化
確実に行く予定は、日本で決めておく
久しぶりの海外で一番ラクだったのは、「現地で決めなくていい状態」を作っておくことでした。
現地でチケットを取るのも旅の楽しみではありますが、
「ここだけは外したくない」という予定は、日本にいるうちに決めておいた方が気持ちに余裕が出ます。
ただ、現地公式サイトは日本語表示があっても、
支払い方法やキャンセル条件が分かりにくく、不安になることも少なくありません。
そんなときに使ったのが、KKdayのアプリでした。
日本語で予約・決済ができ、決済後はQRコードが届くので、
現地では見せるだけ。ややこしいやり取りは不要です。
- KKday
海外だけでなく国内ツアーも多く、
「迷わず、確実に行きたい人」には使いやすいサービス。個人的にもよく利用しています。
公式サイトを見る
※当日ふらっと予定を変えたい人には向きません。あらかじめ行きたい場所が決まっている人向けです。
海外旅行は「スマホ前提」になっていた
一番の変化はここです。
入国申請、搭乗チェックイン、搭乗券、地図、移動手段、連絡。今の海外旅行は、スマホありきで設計されているということ。
スマホを持っているかどうかではなく、「現地でちゃんと機能するかどうか」が重要でした。
逆に言えば、ここを整えておけば他は昔と大差なかったです。
スマホで困らないために準備したこと:
- eSIMまたは物理SIMを事前に用意(eSIMは1週間1,500円程度から)
- 配車アプリ(UberやGrab)の事前登録
- 航空会社アプリで搭乗券やマイレージ登録を準備
特にeSIMは、空港に着いた瞬間からネットが使える安心感が想像以上です。詳しい設定方法は後述しています。
昔は付箋だらけのガイドブック。今はGoogleマップが「旅行ノート」になった
20年前は、ガイドブックに行きたい場所を付箋だらけにしていました。
でも今は、Googleマップのリストを作って共有しておけば、ひとりでも、誰かと一緒でも、同じ地図を見ながら動けます。
行きたい店やスポットはお気に入りとしてマップ上で管理できるし、地図上で「今いる場所」と「次に行きたい場所」がつながるから、導線も把握しやすいです。
出発前にやっておくと楽だったこと
- 行きたい場所をGoogleマップで保存(リスト化)
- 同行者がいるならリストを共有しておく
- ホテル・空港・駅など起点になる場所も先に保存
韓国の場合は、
Googleマップが使いづらい場面が多いため、NAVERマップを事前にダウンロードしておくのがおすすめです。
実際の徒歩ルートやバス案内、出口番号の精度は、NAVERの方が圧倒的に実用的です。
ガイドブックを読まなくなったわけじゃない。
ただ、「付箋の代わりに地図で管理する」だけで、旅の動き方が一気にシンプルになりました。
ロングフライトは体力勝負じゃなく「準備勝負」だった
若い頃は「まあ何とかなる」で乗り切れました。でも50代では通用しません。
首と腰がつらい、機内が乾燥する、眠れないと到着後がきつい。
でもこれは年齢のせいというより、準備不足のせいでした。事前に備えているかどうかで、しんどさは驚くほど変わります。
入国手続きは「現地」ではなく「出発前」が勝負
昔は飛行機を降りて、紙を書いて並ぶだけでした。今は違います。
アメリカのESTA、カナダのeTA、オーストラリアのETAS、台湾のオンライン入国カード(Taiwan Arrival Card)など、事前にオンライン申請が必要な国が増えています。これを知らずに行くと、当日空港で足止めを食う可能性があります。
でも日本で出発前に済ませておけば、入国は拍子抜けするほどスムーズでした。
事前に確認すべきこと:
- 渡航先の入国要件(ESTA、eTAなど)
- パスポートの残存期間(多くの国で6ヶ月以上必要)
- ビザの要否
- ワクチン接種証明の要否
💡 外務省の「たびレジ」に登録しておくと、渡航先の最新情報が届いて安心。
ロングフライトで「持ってて助かった」準備物
全部そろえる必要はありませんが、実際に使って「これは助かった」と思ったものを紹介します。
首・腰・冷え対策は最優先
持っていってよかったもの:
- ネックピロー – 首が安定するだけで疲れ方が全然違う。100円ショップの空気式より、低反発素材のしっかりしたもの(2,000〜3,000円)を選んだほうが後悔しない
- 薄手の羽織りもの – 機内の冷房対策に必須。カーディガンやストールなど
- 腰まくら-ポンプ式で空気をいれ、使用後は軽く押すだけで小さくまとめれるのがおススメ。長時間座り姿勢でもクッションとなりかなり助かりました。
- 着圧ソックス – むくみ予防に本当に効く。特に窓際の席では動きにくいので重宝しました
- スリッパ-機内ではすぐに履き替え。足つぼサンダルなどお好みで。
- ペットボトル-税関を通ってから水分補給用にペットボトルを2本ほど購入。
- スマホスタンド-両手がフリーの状態でダウンロードした映画など見れたのはよかった。
乾燥・睡眠・目の疲れ対策
機内の乾燥は想像以上です。
- リップクリーム – 唇がカサカサになるのを防ぎます
- 目薬 – コンタクト派は必須
- アイマスク – 光を遮るだけで休めます
- 耳栓またはノイズキャンセリングイヤホン – 周囲の音が気になる人には必携
「絶対寝ないと」と思うほど眠れない。目を閉じて休めたら、それで十分と思うくらい気楽に。
老眼対策は本気でやっておく
これは声を大にして言いたいです。
- 老眼鏡
- スマホの文字サイズを事前に拡大
- 動画字幕が見えるか確認
機内の字幕、入国案内、eSIM設定。どれもこれも見えないと一気に詰みます。
動画や音楽は必ず事前ダウンロード
機内Wi-Fiは期待しない。出発前に以下を済ませておきました。
- NetflixやAmazon Primeをオフライン再生用にダウンロード
- 音楽アプリのプレイリスト準備
- 機内モードで再生できるか、必ずチェック
これをやっておくだけで、機内での時間が全然違います。
水分は我慢しない。その代わり動線を減らす
ロングフライトでは「水分を控えたほうがいいかな」と思いがち。
でも50代にとって、水分を削るのは正直しんどい。
乾燥、頭痛、むくみ、眠りの浅さ。
水分を減らすと、あとから全部返ってきます。
だから私は、水分はしっかり取ることにしました。
その代わりに考えたのが、トイレに立たなくていい工夫です。
化粧と歯みがきは「搭乗前」に。
搭乗前、空港のトイレで化粧を落とし、歯みがきを済ませておく。
機内は狭く、混みやすく、落ち着かない。
「全部機内でやろう」と思わないだけで、気持ちがかなり楽になります。
歯みがきは「搭乗前」、機内はシートで済ませる
機内では、寝る前と到着1時間前の2回、
歯みがきシートで口を拭くだけにしました。
これだけで、トイレに立つ回数が1回減り、思っていた以上に楽でした。
💡 おすすめの歯みがきシート:
ドラッグストアで買える個包装タイプが便利(30枚入り500円程度)
水分は削らず、動線だけ削る
- 水はこまめに飲む
- トイレは必要なときだけ
- 歯みがきはシートで代替する
この割り切りで、窓側の席でも落ち着いて過ごせました。
海外保険は、結局「安心を買うもの」だった
今回は、クレジットカード付帯ではなく海外旅行保険に別で加入しました(1週間で3,000円程度)。
正直、行く前は「そこまで必要かな」と少し迷ったけれど、結果的には入っていて本当によかったと思っています。
旅の終盤、体調を少し崩したとき、「このまま悪化したら病院に行くことになるかも」と一瞬よぎりました。実際に受診することはなかったけれど、そのとき「保険に入っている」という事実が気持ちを落ち着かせてくれたのは事実です。
久しぶりの海外では、トラブルが起きるかどうかよりも「起きたときに慌てなくていいか」が大事だと切実に感じました。
海外保険は万が一のためというより、不安を抱えたまま旅をしないための準備だと思います。
クレジットカード付帯保険は「条件を理解して使うもの」
海外旅行の保険について調べる中で、クレジットカード付帯の保険も一応確認しました。
ただ調べてみると、クレカ保険は一長一短。カバー範囲や条件はカードごとにかなり違い、「持っている=無条件で安心」ではないことが分かりました。
例えば、航空券をそのカードで決済していないと適用されない、医療費の補償額が思ったより低い、家族は対象外になる、などといった条件があります。
こうした条件は行く前に把握しておかないと意味がありません。
今回は「旅先で体調を崩したらどうしよう」という不安があったので、条件に左右されにくい海外旅行保険に別で入る選択をしました。
クレカ保険が悪いわけではありません。ただ、久しぶりの海外では自分が納得できる形で備えることが一番大事だと感じました。
クレジットカードの国際ブランドは、意外と変わっていなかった
支払い手段についても、事前に一応確認しました。
結論から言うと、クレジットカードの国際ブランドは20年前と大きく変わっていないと感じました。
海外で使う前提なら、やはりVISAかMastercard。この2つは今回の旅でもほぼ困ることがありませんでした。
一方でJCBは国やエリアによっては使えない場面があり、「やっぱり海外では利用できる国が限られるな」という印象を個人的には持ちました。
もちろんJCBが悪いわけではありません。ただ、久しぶりの海外では迷わず使えるブランドを1枚持っておく安心感が大きいです。
結局のところ、支払いはVISAかMastercard、保険は条件を理解した上で判断。この基本だけ押さえておけば、支払いまわりで困ることはほとんどありませんでした。
久しぶりの海外で一番「やってよかった」のがeSIM
空港に着いてすぐ、地図が開ける、配車アプリが使える、家族に連絡できる。この安心感は想像以上でした。
Wi-FiルーターやSIMカードより、eSIMはとにかく楽。
- 受け取り・返却なし
- 荷物が増えない
- 日本で設定できる
eSIMは「日本でインストール・アクティベーションまで」、通信切替は現地で
eSIMで一番大事なのは、日本でやることと、現地でやることを分けること。
私は出発前に日本でアクティベーションまで済ませておきました。これが結果的に一番の安心材料になりました。アクティベーションは申請してから最大48時間程度かかるものもあります。出発3日前には申請完了しておくのが気持ち的にも楽です。
空港に着いてから設定しようとすると、通信が不安定、英語表示で焦る、時間がなくて落ち着かない、という状況になりがち。
日本でやっておくこと
- スマホがeSIM対応機種か事前に確認(iPhone XS以降、Google Pixel 3以降など)
- 日本のWi-Fi環境でeSIMをインストール
- アクティベーション(有効化)まで完了させる
- ※ モバイル通信の切替は日本では行わず、現地到着後に行う
- 設定画面のスクリーンショットを保存しておく
現地でやること
- 到着後、機内モードを解除
- モバイルデータ通信をeSIMに切り替える
この順番を守れば、
日本で回線が切れる事故を防げる。
eSIMで一番大事なのは、設定を現地でやらないこと。
久しぶりの海外では「現地で何かを設定しなくていい」状態を作っておくことが何よりの安心です。余計な心配が減るのは、50代にはありがたい。
50代でも失敗しにくいeSIMの選び方
久しぶりの海外で一番不安だったのが、現地の通信環境でした。
だからこそ、「安さ」より「失敗しにくさ」を基準にeSIMを選びました。
私が重視したのは、次の3点。
- 日本でインストール・アクティベーションまで完了できること
- 設定がシンプルで、現地で迷わないこと
- トラブル時に情報が見つけやすいこと
この条件で検討して、候補に残ったのが次のeSIMサービスです。
- VOYAGEESIM
日本企業が運営。日本語サポートがあり、近場の海外に使いやすい。
公式サイトを見る - TORA eSIM
出発前に準備でき、料金が明確。使い方をシンプルに済ませたい人向き。
公式サイトを見る - どれが正解というより、自分の使い方に合うものを選ぶのが一番大事。
路線図や翻訳アプリは「完璧さ」より「すぐ使えること」が大事
地下鉄移動がある国では、路線図アプリも事前に入れておく
台湾や韓国のように地下鉄移動が前提になる国では、路線図アプリをインストールしておくことも大切です。
路線が色分けされて表示されるため、どの線に乗ればいいかを瞬時に判断できます。
空港から市内へ移動するときも、迷いにくく安心感があります。
Googleマップだけでも何とかなります、地下鉄に特化した路線図アプリがあると、
「今どこで、次にどこへ行くか」が一目で分かり、気持ちがかなり楽になります。
翻訳アプリは「完璧さ」より「すぐ使えること」が大事
久しぶりの海外で、意外と心強かったのが翻訳アプリでした。
若い頃は、単語帳や片言の英語で何とかなりました。でも今は、とっさの一言が出てこない場面も増えています。
そんなとき、スマホでさっと使える翻訳アプリがあるだけで、
心理的なハードルがぐっと下がりました。
出発前にやっておいてよかったこと:
- 翻訳アプリをインストールしておく(Google翻訳、Papagoなど)
- 文字入力・音声入力の両方を一度試しておく
完璧な翻訳じゃなくていい。
「伝わる」「理解できる」レベルで十分です。
実際、レストランでメニューをカメラで撮って翻訳したら、店員さんも興味津々で覗き込んできて、そこから会話が弾んだこともありました。
「全部完璧にしなくていい」と思えたら旅は楽になる
若い頃みたいに、全部ちゃんとやらなくていい。
体に必要なもの(水分)は守って、しんどくなる動線だけ削る。それだけでロングフライトの疲れ方はかなり変わりました。
20年前と変わらないこともある。貴重品は「常に身につける」
準備や仕組みは大きく変わったけれど、20年前と変わらないこともありました。
それは、貴重品一式は必ず身につけておくということ。
パスポート、財布、スマートフォン。
これらは、斜め掛けバッグなどにまとめて入れ、移動中も座っているときも常に身につけておく。
これは、時代が変わっても変わらない基本だと改めて感じました。
テクノロジーが進んでも、
自分で守る意識だけは、昔と同じでいい。
まとめ:久しぶりの海外旅行でも、準備次第で楽しめる
20年前と比べて、海外旅行は確かに変わっていました。でも難しくなったわけじゃない。変わったところを知って、備えるだけです。
久しぶりの海外旅行で押さえるべき3つのポイント:
- スマホを現地で使えるようにする – eSIM、アプリ準備
- ロングフライトの準備物を整える – 首・腰・乾燥対策、老眼鏡、むくみ
- 入国手続きは出発前に済ませる – ESTA、eTAなど
子育てが落ち着いた今だからこそ、自分のペースで自分のための海外旅行を楽しみたい。
次の旅が、あなたにとって最高の思い出になりますように。
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