家庭でできる害虫対策の完全ガイド|季節別・場所別・虫別にやさしく解説
春から秋にかけて、家の中や庭で見かける虫に悩まされる方は多いと思います。この記事では、家庭でできる害虫対策を「季節別」「場所別」「虫の種類別」に分けて、できるだけわかりやすく整理しています。小さなお子さんやペットがいるご家庭でも取り入れやすい方法を中心にまとめています。
季節ごとに変わる“虫の動き”を理解すると対策がしやすくなる
春〜初夏|発生初期で被害を抑えやすい時期
気温が上がり始めると、ハチやムカデをはじめ、多くの虫が巣作りや活動を開始します。早めに気付くことで被害を最小限に抑えることができます。
夏|繁殖ピーク・屋内侵入が増える時期
湿度と温度が最も高くなる夏は、害虫の動きが最も活発になります。ゴキブリ、蚊、ハエ、コバエなど、水回りへ集中しやすくなります。
秋|越冬前で活発に動く時期
虫が冬を越すための準備を始める時期です。玄関や窓のすき間から侵入するケースが増えるため、外周対策を強化しておくと安心です。
屋外でできる害虫対策|家の周りを守る基本習慣
水たまり・植木鉢の受け皿をこまめに乾かす
蚊の幼虫(ボウフラ)は、ほんの少しの水でも繁殖します。植木鉢の受け皿やバケツ、古いタイヤなど、水が溜まりやすい場所は雨のあとに必ず確認しておきましょう。
ベランダの湿気・汚れを取り除く
湿気はほとんどすべての害虫を引き寄せます。ベランダは以下を意識すると発生が大きく減ります。
- 枯れた葉・雑草は早めに除去する
- 植物の茂みを放置しない
- プランターは直置きせず台の上やハンギングにする
- 落ち葉・土・ゴミを溜めない
雑草が苦手な場合は、一気に枯らすタイプの除草剤を取り入れても構いません。
玄関・窓周りのすき間を塞ぐ
外壁と玄関の間、窓のレール、換気扇まわりのわずかなすき間から害虫は侵入します。気づいた場所はコーキング剤でふさぐと効果的です。
エアコンの排水ホースにキャップを付ける
排水ホース(ドレンホース)は、ゴキブリが侵入しやすい場所として有名です。キャップをつけるだけでリスクを大幅に減らせます。

*写真はセリアで販売していたもの
アロマやハーブでできるやさしい虫よけ
小さなお子さんがいるご家庭でも取り入れやすい、香りを使った虫よけの方法です。
虫よけに向いているアロマオイル
- レモングラス
- シトロネラ
- ユーカリ
- ペパーミント
- ゼラニウム

好みの香りを選べば、毎日の習慣にもしやすいです。
家の中でできる基本の害虫対策
食べ残し・生ゴミは密閉して早めに処理する
害虫は「におい」に強く反応します。フタ付きゴミ箱を使い、生ゴミはこまめに処理することで侵入を防ぎやすくなります。
水回りを乾燥させる
シンクや浴室など湿気の多い場所は、害虫にとって快適な環境です。できるだけ乾燥させる習慣をつけましょう。
排水口の掃除
コバエ・ゴキブリは排水口から侵入することがあります。週1回の掃除で大きな予防になります。
段ボールは放置しない
段ボールは暖かく隙間が多いため、卵や幼虫が入り込みやすい場所です。開封したらすぐに処分しましょう。
洗濯物は夜に干しっぱなしにしない
夜行性の害虫(ゴキブリ・ガ)が洗濯物に卵を産む可能性があります。夜間は室内干しにするのが安心です。
- 夜の洗濯物は室内干しにする
- 朝になってから外に出す
- ベランダに出る際はハッカ油スプレーをひと吹きする

小さなお子さんがいるご家庭でも、ハッカ油スプレーは自然な香りで使いやすいです。
ダニ・ノミ対策|家の中で気づきにくい害虫こそ早めにケアを
室内で気づきにくい害虫といえば、ダニやノミです。特に梅雨時期や夏場は湿気がこもることで急激に増えやすく、赤い発疹やかゆみの原因にもなります。
ただ、毎日の掃除だけで完全に防ぐのは難しいため、置くだけで使える専用シートも上手に活用すると安心です。
布団・ソファ・カーペットの下など、ダニが潜みやすい場所に置くだけなので、小さなお子さんがいるご家庭でも取り入れやすい方法です。
もし、かゆみや発疹が続く、広範囲で疑わしい場合は、ダニ・ノミを専門にしたプロへの相談が安心です。
虫の種類別に見る“家庭でできる対策”
ゴキブリ
梅雨が繁殖時期のピークです。完全対策をするなら5月からスタートすると効果的です。
家庭でできる対策
- 5月初旬にくん煙剤 → 2〜3週間後に再度実施
- 排水管と床のすき間を埋める
- 潜みやすい場所に予防スプレーをする
- 換気扇には専用フィルターをつける
侵入しやすい場所:
- 食洗機の下
- コンロの下
- シンク周り
- 冷蔵庫の周辺
- 電子レンジの下や裏
エアコンのドレンホースも見落としがちな侵入経路です。キャップが未装着の場合は早めに取り付けておきましょう。
ハチ(スズメバチ・アシナガバチ)
アシナガバチは比較的おとなしい一方、スズメバチは攻撃性が高くとても危険です。
巣の見分け方
スズメバチの巣

アシナガバチの巣

スズメバチの巣を見つけた場合は、絶対に自力で駆除しないでください。
防護服と専用工具が必要で、素人が行うのは非常に危険です。
- スズメバチ → マーブル模様の球体
- アシナガバチ → シャワーヘッド状で入口がむき出し
スズメバチの巣を見つけた場合は、自力での駆除は絶対に行わないでください。
危険性が非常に高いため、早めに専門業者へ相談すると安心です。
ベランダでの注意
ベランダは巣が作られやすい場所です。室外機の裏や天井の角など、影になる部分をときどき確認しましょう。
ムカデ
湿気の多い場所を好みます。家の周囲の落ち葉を片付けることで侵入リスクが下げられます。
蚊
蚊は少量の水でも繁殖します。網戸の破れチェックや、屋外の水をなくすことが重要です。
シロアリ
シロアリは建材を食害する危険害虫で、早期発見が何より重要です。
アリとの違い
アリは食べ物に寄ってくる害虫ですが、シロアリは建材の木を食べるため家の構造に影響が出ます。
侵入口になりやすい場所
- トイレ
- 浴室
- 玄関付近
- 湿った土台
- 花壇の柵
- 床下
4〜5月は特に発生しやすい時期です。不安がある場合は、早めに専門の点検を利用すると安心です。
無料点検を依頼するなら、全国対応の「シロアリ110番」や、複数の業者を比較できる
「街角シロアリ駆除相談所」のような専門サービスを活用してみてください。
家の中と外でできる害虫対策チェックリスト
屋内・屋外でやるべきことを一覧にまとめました。気になるところから、できる範囲でひとつずつ実行してみてください。
家の中の害虫対策
- 網戸の位置に気を付ける
- 網戸とサッシの隙間を埋める
- 換気扇にフィルターを付ける
- 週に2回は掃除機をかける
- ゴキブリが潜みやすい場所にゴキブリ予防のスプレーを吹きかける
- 家を清潔に保つ
- 湿気を防ぐ
- ダンボールは放置しない
- 殺虫剤・忌避剤・ハーブを活用する
- 家の隙間を埋めたり防虫ネットをかけたりする
- 玄関や窓には虫除けを置く
- 排水管と床の隙間を埋める
- 布団は天日干しか布団乾燥機で湿気を飛ばす
- 排水口はこまめに掃除をする
- 洗濯物を取り込むときはよく確認する
- ベランダの出入り時も一緒に入りやすいのでスプレーなどで対策する
家の周りの害虫対策
- エアコン周りの隙間を埋める
- エアコンのドレンホースには防虫キャップを付ける
- 家の周りに害虫予防の粉剤・スプレーを撒く
- 粉剤は雨に強い商品が多く、撒いておくだけで長期間害虫の侵入を予防できる
- 粉剤が撒きにくいところは、害虫予防のスプレーを吹きかけておく
- ベランダを掃除する
- 庭の雑草は取り除く
- 家の周りの水たまりを無くす
- 網戸と窓ガラスに害虫予防のスプレーを吹きかける
- ハチの巣予防のスプレーを吹きかける
まとめ|“日常の小さな習慣”で害虫を寄せつけない家づくりを
害虫対策は、特別なことをしなくても「日々の小さな習慣」で大きく変わります。家の中を清潔に保つこと、湿気を取り除くこと、屋外を整えること。それだけでも多くの虫は寄りつきにくくなります。
もし「自分では対処し切れない」「大量発生しているかもしれない」と感じた場合は、早めに専門業者へ相談すると安心です。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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