エコバッグは本当に安全?実は細菌の温床。定期的な洗濯のすすめ
プラスチック製買い物袋が2020年7月に有料化されて4年になりますが、エコバッグ持参はすっかり定着してきました。スーパーやコンビニでもエコバックをほぼ落ち歩いている方が多いと思います。理由はどうであれ、節約にもなり環境問題への取り組みにもなりエコバッグの使用は一石二鳥。しかし、そのエコバッグ、洗う頻度や保管方法によっては、思わぬ細菌の温床になる可能性があります。今回は、エコバッグの衛生面について、安全に使うためのポイントを紹介します。
エコバッグに潜む細菌の脅威
- 食材の汚れ
生鮮食品や肉、魚などの汚れが付着しやすく、大腸菌などの細菌が繁殖する可能性があります。
- 洗濯不足
頻繁に洗わないと、食べ物カスや汚れが蓄積し、雑菌が繁殖する原因となります。
- 保管場所
湿気のある場所や密閉された場所に保管すると、カビが発生する可能性があります。
エコバッグの衛生管理の重要性
- こまめな洗濯
少なくとも週に一度は洗うようにしましょう。特に食材を入れた場合は、使用後にすぐに洗うことで清潔に保つことができます。
- 適切な洗剤
中性洗剤を使用し、漂白剤は素材を傷める可能性があるので使用を控えましょう。特に「保冷」機能のあるエコバックは洗濯機では洗うことができないため、手洗いをしましょう。
- 乾燥
陰干しなど、しっかりと乾燥させましょう。湿気を残すとカビが発生しやすくなります。
エコバッグを安全に使うためのポイント
- 用途別に使い分け
食材用、衣料品用など、用途別にエコバッグを使い分けましょう。
食材を入れる際は、ラップやビニール袋で包み、食品を直接エコバッグに入れないようにしましょう。
- 定期的な交換
劣化や汚れが目立つエコバッグは、新しいものと交換しましょう。
エコバッグの素材について
- 素材の特性
素材によって汚れ落ちや耐久性が異なります。素材の特徴を理解し、適切なエコバッグを選びましょう。
抗菌加工が施されたエコバッグを選ぶことも有効です。
まとめ
エコバッグは環境保護に役立つアイテムですが、衛生面にも注意が必要です。適切な管理と使い方を心掛けることで、安全にエコバッグを活用し、環境にも衛星面にも配慮した生活を送ることができます。